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トライアルで125ccは不利なのか

約2分

125ccで関東選手権に出ているのですが、250や300ccに比べて不利と思われている節があります。
125ccを乗っていて感じたメリットやデメリットを書いてみます。

メリット

軽い

重量は250ccより1㎏ほど軽いです。
ピストンのサイズが小さいので体感ではもっと軽くなります。
重い物が高速で動いているので、ライディング時にに感じる重さが変わります。

パワーが少ない

パワーが少ないのでコントロールが容易になります。
300ccでラフなアクセルワークをしてしまうとタイヤがすべってしまいます。
125ccでは多少ラフなクラッチやアクセルワークをしてもリカバリーできます。
スリップしたり前に出すぎることがないので、ミスが少なくなりました。

開発が進んでいる

少なくとも自分が乗っているシェルコの125ccは開発が進んでいて、昔の125ccとはトルクが違います。
低速のトルク感があるので、ゆったり乗れます。

デメリット

ヒルクライムに弱い

300ccと乗り比べるとヒルクライムに弱いです。
雨やフカフカの土でパワーを奪われると厳しい場面があります。
とは言ってもIBレベルのセクションならあまり不利にはならないと思います。
身体やサスペンションなどを使ってパワーを補うので、練習にはいいと思っています。

メンテナンス頻度が高い

ピストンリングやクラッチの消耗が250や300ccより激しいです。
それでも通常の乗り方をしていれば、ピストンリングは半年以上持ちます。

キャブレターやサイレンサー、エキパイのメンテナンスをしていないと性能が出ません。
不完全燃焼率も高いので3か月に1度くらいはエキパイや排気バルブ、サイレンサーに付着したオイルを焼いています。

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