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レバーとハンドルの調整

ハンドルの角度

ハンドル角は体型、バイク、乗り方、ハンドルの形状などによって変わります。

手前に倒す

ハンドルを手前に倒すと、ハンドルの位置が体に近くなります。
エンデューロで身長が高い人が手前に倒すときは、ハンドルの位置を遠くします。
座った時の姿勢が楽になりますが、立った時に手首が返って乗りにくくなります。

奥に倒す

ハンドルを奥に倒すとスタンディングが楽になります。
ハンドルが遠くなり、重心が前の方に移動します。
長時間座って乗るのには向きません。

基本の角度

フロントフォークとハンドルが平行になる角度を基準とすると調整しやすいです。
エンデューロに乗っていた時は、平行にセッティングしていました。

スタンディングやトライアル的な乗り方をする場合はその角度から奥に倒します。
倒した方がポジションを広く取れるので、背の高い方は少し楽になります。
ハンドルが遠く感じられたり、ロングツーリングをする場合は手前に倒します。

レバーの遠さ

フロントブレーキやクラッチが遠く感じられる場合は、レバーを近くに調整します。
近くし過ぎるとブレーキが効きにくくなったり、クラッチが切れなくなります。
クラッチを完全に握った状態で、バイクが前に進まないように調整します。

TY125はクラッチが熱を持つと効きにくくなるので、遠めに調整していました。

レバーの角度

クラッチやフロントブレーキレバーを手前に倒すと指が届きやすくなります。
手前に倒しすぎるとアクセルを開けにくくなります。
奥に倒すと下りの時に手首が曲がるので負担が大きくなります。

ハンドルを切る

トライアルライダーの多くはハンドルを切って長さを調整しています。
トライアルの場合79〜80.5cmくらいまで切る方が多いです。
短いハンドル幅を好む身長の大きいトップライダーもいるので好みだと思います。