Enduro-Trial

エンジンを掛けるまで

エンジンオイルを入れる(TY125の場合)

エンジンオイルを1000cc入れます。
2回目以降は内部にオイルが残るので少なめに入れます。

新車に初めて入れたオイルは早めに交換します。
エンデューロの場合最初のオイルは5時間、それ以降は20時間が交換の目安です。
TY125の場合その倍くらいの時間の交換で大丈夫です。

オイルの硬さは10w 30 や10w 40が良いです。
硬すぎるとエンジンに負担がかかります。

シェルコのエンデューロでエンジントラブルが多い人は、安いオイルを長時間使っている傾向にありました。
オイルは大手のElf(エルフ)やMotul(モチュール)がオススメです。

クーラントを入れる

TY125は空冷エンジンなので必要ありませんが、水冷エンジンの場合はクーラントを入れます。
水を入れると凍結や錆の原因になるので、ホームセンターなどで売っている安いもので良いのでクーラントを入れます。

ガソリンを入れる

TY125にはハイオクを入れるとよりパワーが出ます。
レギュラー指定のエンジンにハイオクを入れるとカーボンが溜まります。
ハイオクはレギュラーに比べて自然発火しにくく、燃焼しにくいです。

空気圧を測る

トライアル走行の場合
フロント 0.4kg/cm2 リア 0.3kg/cm2

エンデューロ、ハイスピード走行をする場合
フロント 1.0kg/cm2 リア 0.8kg/cm2
くらいがオススメです。

エンデューロで速いライダーはリアの空気圧を0.8kg/cm2以下に落とすことは特殊な場合を除いてありません。

エンジン始動

スタンドを上げ、チョークレバーを引き、燃料コックをオンにして、キーを回してエンジンを始動します。
エンジンが安定するまで2分ほど暖気します。
TY125はエンジンが安定するまで少し時間がかかります。
エンジンが安定したらチョークレバーを戻します。