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Lumix S5 S1Hを使う理由 | カメラの話

約3分

今回は仕事などで使用しているミラーレスカメラについて書いてみます。
なぜ私がPanasonicのLumixを使用しているかについて書いていきます。

レンズ

レンズに関しては動画用途も考慮されているので、フォーカスブリージングが少ない、オートフォーカス音が小さいなどの特徴があります。
フォーカスブリージングとはピントを調整する際の画角変化です。

多くのレンズではマイナス10℃の耐低温設計がされており、過酷な状況でも撮影ができます。
風景を撮るときなどに重宝します。

Lumix Sシリーズでは大きさ、重さ、フィルター径が同じ単焦点シリーズを発売する予定です。
これらのレンズを使用すれば、ジンバルでのバランス調整が不要になり、同じNDやブラックプロミストなどのフィルターを使用できます。

堅牢性

Sony α7シリーズでは故障が多かったですが、Lumix Sシリーズは防塵防滴でコンクリートへの落下テストなどを行なっているので丈夫です。
ボタンやダイアルを含め質感が高く、信頼できるボディです。

ボディもフィールド環境でもマイナス10℃まで耐えうる、防塵・防滴・耐低温設計です。
ダイヤル類が大きいのはグローブをはめていても操作できるのが1つの理由です。

最近話題のオーバーヒートや熱停止の心配も少ないです。

カラー

V-Logのクセが少なくて扱いやすいです。
それぞれのメーカーは色に対する哲学を持っていますが、LumixのLogの扱いやすさや色味の良さを気に入っています。
撮って出しでも線が太かったり、コントラスが高すぎることがないので使いやすいです。

動画は写真と違って、編集耐性が低いのでメーカーの色に左右されます。

動画性能

波形スコープ、Logアシスト、タリーライト、録画時の赤枠、スポット計測、ベクトルスコープなど動画撮影時に便利な機能が揃っています。

モニターの解像度が高いのでワンマンオペレーションでは外部モニターがなくても、ピント確認などが行えます。

耐熱性能も高いので、S1Hでは熱暴走もなくほぼ無制限で収録できます。

悪いところ

まだレンズが揃っていない、AF性能が他社に劣る、Capture Oneでテザー撮影ができない(現在)のは気になります。
いずれはSシリーズで使用されているライカLマウントが、映像業界での1つの標準になることを期待しています。

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