今回は仕事などで使用しているミラーレスカメラについて書いてみます。
なぜ私がPanasonicのLumixを使用しているかについて書いていきます。
レンズ
レンズに関しては動画用途も考慮されているので、フォーカスブリージングが少ない、オートフォーカス音が小さいなどの特徴があります。
フォーカスブリージングとはピントを調整する際の画角変化です。
多くのレンズではマイナス10℃の耐低温設計がされており、過酷な状況でも撮影ができます。
風景を撮るときなどに重宝します。
Lumix Sシリーズでは大きさ、重さ、フィルター径が同じ単焦点シリーズを発売する予定です。
これらのレンズを使用すれば、ジンバルでのバランス調整が不要になり、同じNDやブラックプロミストなどのフィルターを使用できます。
堅牢性
Sony α7シリーズでは故障が多かったですが、Lumix Sシリーズは防塵防滴でコンクリートへの落下テストなどを行なっているので丈夫です。
ボタンやダイアルを含め質感が高く、信頼できるボディです。
ボディもフィールド環境でもマイナス10℃まで耐えうる、防塵・防滴・耐低温設計です。
ダイヤル類が大きいのはグローブをはめていても操作できるのが1つの理由です。
最近話題のオーバーヒートや熱停止の心配も少ないです。
カラー
V-Logが扱いやすいです。
それぞれのメーカーは色に対する哲学を持っていますが、LumixのLogの扱いやすさや色味の良さを気に入っています。
撮って出しでも線が太かったり、コントラスが高すぎることがないので使いやすいです。
動画性能
波形スコープ、Logアシスト、タリーライト、録画時の赤枠、スポット計測、ベクトルスコープなど動画撮影時に便利な機能が揃っています。
モニターの解像度が高いのでワンマンオペレーションでは外部モニターがなくても、ピント確認などが行えます。
耐熱性能も高いので、S1Hでは熱暴走もなくほぼ無制限で収録できます。
悪いところ
まだレンズが揃っていない、AF性能が他社に劣る、Capture Oneでテザー撮影ができないのは気になります。
いずれはSシリーズで使用されているライカLマウントが、映像業界での1つの標準になることを期待しています。