Enduro-Trial

一眼レフカメラの良いところ

約4分

ミラーレスが主流になってきていますが、一眼レフカメラの良いと感じられるところを書いてみます。
主観的な意見なので軽く読み流して下さい。

光が見える

OVFでは生の光を反射して見ています。
それにより細かいライティングの階調が見えます。

私はZ9やR3のEVFでさえも細かいライティングまで判断出来ないんですよね。
カメラやライトの角度を少し変えるだけで光の階調性が変わるので、細かい調整が必要です。
プロ写真家で「少なくとも最初は一眼レフで光を見る訓練をした方がいい。」とおっしゃっている方が何人かいます。

細かいフレーミングがしやすい

例えばNikon D850は倍率0.75倍光学ファインダーを搭載しているので非常に見やすいです。
構図をミリ単位で調整しやすいと感じます。
目が疲れにくくてじっと見ていられるのも1つの要因です。

どの書籍か忘れましたが、桜井 章一さんが「液晶を見すぎていて、人間本来の感じる力を失っている。現代人は液晶眼になっている。」みたいなことを書かれていました。
よりアナログ的な道具を使うことで言語化し難い、観る力や感じる力が上がるのかもしれません。

D850ほどの見やすいEVFは開発されるとしても10年くらいかかりそうです。
デジタルでは0と1の世界に変換してしまうので、ある意味ではOVFを超えることはありません。
それ程ファインダーに関しては一眼レフの完成度が高いと感じます。

動画ではOVFが使えないのが難点ですが。

意識が対象まで届く

ちょっとオカルト的な表現ですが、ミラーレスだと意識がファインダーで止まってしまうのに対して、
一眼レフではファインダーを通して対象まで届く気がします。

意識が広がるので、撮っている時の佇まいがカッコよく?なって、角度によるフレーミング認識が高まる気がします。
一眼レフで撮っている人がカッコよく見えたりしませんか?
身体感覚が変わって、より身体の一部として扱えると感じます。

動体撮影がしやすい

EVFでは30~120fpsで表示されますが、OVFでは人間が認識できる限界の細かさで認識出来ます。
動体視力が高い方ならEVFより遥かに細かい動きを捉えられるでしょう。

視力が良くなる

一眼レフを使っていると視力が良くなるのですが、私だけでしょうか?
私には視力矯正器具として機能しています。

ぼんやりと見ていることに慣れてしまっているけど、脳が見えることを思い出すので視力が回復するのかもしれません。
メガネやコンタクトでは目が良くなる現象が起こらないので不思議です。
OVFを覗く度に良く見える世界に感動します。

ちなみに視力の良い人は焦点距離70mmで覗くファインダーでみるより、裸眼の方が良く見えると言っていました。
視力によって見える世界はだいぶ違うみたいです。

まとめ

一眼レフを持っていない方は一台くらい買ってみてはいかがでしょうか。
見えていなかった世界が見えたり、上達が早まるかもしれません。

ミラーレスと違ってAFのズレが起きている個体や、修理受付が終了している機種もあるので注意が必要です。

私が好きな写真家のAlessio Albi氏はD850を使っています。
GFX100Sも試していましたが、D850に戻されました。

菊池泰久さんは1DX シリーズを使われています。

オススメの一眼レフカメラ↓

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